ウケる技術
■旦那の最近買った本が落ちていたので見てみたら「ウケる技術」という本だった。寒い会話、解説、添削語の模範解答が載っているのですが……
模範解答が、寒いです。私、こんな会話を実際にきいたら、確実に不愉快な思いをすると思います。
もしかしたら、すでに有名なネタなのかもしれませんが。
たとえば、模範解答(以下ネタバレ)。
女「子供ほしいわね。」 男「手間のかからない子供ならね」 女「オギャーッって泣きながら『フロムA』を小脇に抱えて生まれてくるみたいな?」 |
アメリカンジョークでしょうか。
さらに、
「Case:5 父になったとして、娘をふりむかせる!」
より、添削前の会話。
[父と娘は食事中] 父:お前、最近学校の調子はどうだ? 娘:…。 父:勉強はがんばってるか? 娘:…。 父:…。 娘:…。 父:お、お前、最近色っぽくなったよな。 娘:…。 父:お前…。 娘:ごちそうさま。 |
そして、添削後の模範解答
父:お前、最近学校の調子はどうだ? (後略) |
この会話が延々2ページ以上続きます。お父さん、前の方が絶対よかった!娘のリアクションは少しリアルですが、この娘は、非常に心が広い方だと思います。
普通、「コミュニケーションしたいんだよ!」と迫られた時点で無視モードに入ると思います。それに、寒い上、セクハラです。
こんな会話で心を開く娘がいたら、会ってみたいものです。
前書きより。
ウケる技術の身につけ方チェック済みのリストを確認↓ 現場で意識的に・くり返し使ってみる ↓ チェックリストを確認・更新 ↓ 新たに習得したい技術をチェック 上のような反復作業を重ねるうちに、1つずつ得意技術としてカラダにしみついてきます、 すべての戦略のマスターと、1つ1つの技術のストックから、確かな「ウケる」自信がついてくるでしょう。 |
ウケる技術をケーススタディごとに反復学習して身につけようとしている人が、
寒い人でないはずがない気がしますが、その図自体はおもしろい気もします。
ところで旦那は今週「盛り上げ役で行く」とうそぶいて2回も合コンに行く(行った)のですが、
まさか、この本で勉強しているのか……。