映画の話

■長い間お休みしてしまい申し訳ございません。掲示板には出没していたのですが。


■映画「カンフーハッスル」よりも現在公開中の映画版「テニスの王子様」の方がおもしろいと、両方見た人が口をそろえて言う。そこまで言われると見てみたいものだが、いい年した大人が、「テニスの王子様」を劇場まで見に行くというのも……。


ところで、「スパイダーマン1」「スパイダーマン2」「トイストーリー1」「トイストーリー2」を見たが、両方とも、1と2が同じくらいおもしろい。嫌味なくらいおもしろさの文法にのっとっている。適度に成長物語になっていて、特にスパイダーマンは、敵のキャラがよく立っている。スパイダーマン役のトビー・マグワイアはどう見てもケント・デリカット


そのあと、ディズニー映画の「美女と野獣」をまた見てしまったが、この映画は色あせないですね。男女が恋に落ちる過程が、自然。片方が獣であるにもかかわらず。


そこへいくと「スパイダーマン」は主人公とヒロインがどうしてお互いに恋愛感情を抱くことになったのかよくわからない。主人公はいいやつだし、ヒロインは超美人ということになっているに(超美人というか、ドラマ「フルハウス」のDJに似た雰囲気を感じとってしまいましたが……)。アクションやギャグが中心テーマの映画なので、恋愛シーンはお色気シーンとして割り切ったつくりになっているのでしょうが、おかげであまり感動はできない。


で、最近見た映画(ビデオ)で一番おもしろかったのは「ジョニー・イングリッシュ」。ローワン・アトキンソン(Mr.ビーンの人)主演のイギリスのコメディー(007のパロディー)。 http://www.uipjapan.com/je/


優秀なスパイがみんな死んでしまったので、ローワン・アトキンソン扮するジョニー・イングリッシュが探偵まがいのことをするというお話。マルコヴィッチの演技も秀逸。イギリス王室とフランス人をバカにしすぎです。あと、ハリウッド的な壮大さがないのがよい。