旦那が働かなくて困っています

■おもいっきり生日記

相談者 主婦(20)


夫 会社員


旦那がキャッシュカード・クレジットカード・免許証・会社の鍵(カード式)の入った定期入れをなくし、ふてて会社に行きません。


今家で寝ていて「起きたら定期入れが出てこないなあ」と現実逃避しています。


キャッシュカードの利用停止を「再発行が面倒くさい」といって申し込もうとしないのでさっき私がキーキーいって、無理矢理電話をかけさせました。


さっき、足が冷えるので寝ている旦那の顔を足でふんであたためていたらいやがられました。もうお互い冷え切っているのでしょうか。


離婚した方がよいのでしょうか、みのさん。



■「友人」でも「同好会の関係者」でも「会社の同期」でもない人からきたメールの仕分けに困って、「知り合い」というフォルダを作った。


みやざきみえこ(私が好きな尺八家藤原道山とユニットを組んでいる琴の方)のCD「琴 Ambient Gymnopedie」(琴でサティを弾いたもの)を買ったついでに「尺八の芸術 福田輝久」というCDを買った。だって、「ふるるたけふえ「一の曲」「二の曲」〜尺八とピアノのための〜」という曲と「蓮魚〜尺八、碁石のための〜」という曲が入っているのです。気になるではないですか!


で、ネタバレ。「ふるるたけふえ」は、武満徹風の?いかにもな現代曲なのですが、最後の最後、いきなり尺八の人が気合いを入れて「ハアッ」って叫ぶんですよ。後にも先にも、声を使うのはここだけ。なんだかとってもおかしい。作曲者が曲の収集をどうつけていいのかわからず、やむなく叫ばせしまったんじゃないか、とさえ思えてしまう。ピアノと尺八のすごいはやさの曲が収束したと思ったら、突然「ハアッ」。腹を抱えて笑いたい素敵な曲です。


碁石の曲の方は、碁石をかつーんと投げた音とか大量の碁石をじゃらじゃらと床にぶちまけるような音が、尺八の鳴っていないときに聞こえてきます。ときどき尺八のバックにもかすかに聞こえる。碁石の意味がわからん!なくてもいいような気がする。碁石を使った、という事実だけで満足してしまっている中途半端な曲です。せっかく碁石の音を使うのなら、それだけに的をしぼって、いろいろな音色を追求した方が良かったと思いました。それでかつ、作曲家先生ではなくて、子供が作ったら、結構いい曲になるんじゃないだろうか。


ちなみに「琴 Ambient Gymnopedie」は、生演奏だけでがんばってほしかった。テクノ全部が悪いとは言わないが、安易な「ズンチャカズンチャカリズム音」を入れないでほしい。だいなしだよ。あー、これチャンネル切れないのかな。関係ないけど、みやざきみえこ自身による曲目解説の文章がやわらかくて素敵。


発売日はのびたけど、一柳慧作曲「オペラ横尾忠則を歌う」、楽しみー。