ドキドキ★大砲コンサート

■旦那がアニメ鑑賞を再開し始めた。毎週「月詠」「スクール ランブル」「焼きたて ジャぱん」「ガンダムSEED DESTINY」をビデオに撮って見ています。


私もちらちらと見ますが、一番おもしろいのは、「焼きたて ジャぱん」だと思う。
パン作りに天賦の才能を持つが、知識や経験のない主人公が、日本独自のパン、「ジャぱん」を作っていくお話。少年漫画の料理モノらしく、ありえないようなパンと、侍のような天才パン職人が出てくる。全体的にギャグに走っています。


タイアップ企画で、山崎パンから実物の「ジャぱん」も売りに出されています。「ジャぱん43号 クロワッサン」を食べてみましたが、クロワッサンにしてはさっぱりしていました。あの大きさで105円ならいいかな。


■今日、「自衛隊の大砲を使ったコンサート チャイコフスキー「大序曲1812年」というのを聞きに行ってきました。無料。場所は、陸上自衛隊朝霞訓練場。野外。雨が降っていて寒かったけど、お客さんは大勢いました。 http://www.eae.jgsdf.go.jp/


「大序曲1812年」というのは、フランス軍の侵攻に対するロシアの勝利を歌い上げたもので、初めはロシア正教の讃美歌、中盤はフランス国歌とロシア国歌が交互に、最後はロシア国歌がろうろうと流れ、教会の鐘が鳴り響き……というものなのですが、チャイコフスキーの楽譜指定によると、その最後の部分に大砲を使用するらしい。普通は太鼓で代用するらしいのですが、今回のコンサートでは、本当に大砲を4つ使いました。


私は結構大砲の近くできいたのですが…… 大迫力もいいところ、鼓膜が破れるかと思いました。びっくりします。赤ん坊は泣くし。大砲って、すごい音するんだな。音楽を楽しむという感じではないですね。ただただ心臓に悪い。本当に火吹いてたし。

あとは、デモンストレーションが楽しい。自衛官がトラックを誘導するときの動きや、大砲の弾を受け渡しする動作まで様式化されていて笑えました。少年隊が行進してきて、効果音のピストルを鳴らしたりもします。自衛隊の人は、みんなきりっとやせていて、男はかっこよく、女は美人でした。服もいいのかも。


曲は他に、スーザ「アメリカ野砲隊」、バーンスタイン「キャンディード序曲」より、「ソーラン節」(ダサダサ編曲)など。当然のごとく、マーチ系、元気系オンリー。松本零士が来ていたので、「銀河鉄道999」のオープニングテーマ(ゴダイゴ)も演奏されました。


いい体験をさせてもらいました。不満は、入り口についてから会場までの距離が長かったこと、来賓の紹介や区長?のあいさつなど、前置きが長かったこと、どうでもいい曲を連発された上、いちいち解説まであったこと、そしてやはり、雨が降っていたから席に座れず、寒かったことですねえ……。気候がよければ、あれぐらいの長さの演奏会でもよかったかもしれないけど。


■「EAST CURRENT」(藤原道山みやざきみえこ)のコンサートで、旦那がみやざきみえこの曲が3曲入っているCDを買いました。「トリコロ」という4コマ漫画のドラマCDなのですが、1曲目が衝撃的でした。まあ一度聞いてみてください。最後の曲「Blue Swing」がおすすめ。遊佐未森大貫妙子みたいな癒し系。曲も声もいいけど、なにより歌詞が、引きこもりでいいです。