chijo2004-10-25

■写真のようなクッションを買った。ドーナツらしいのだが、
どう見ても用途が・・・。


■私の会社は、半年に1回部署が引っ越すとか、社名が変とか、前からいろいろとおかしなことが多かったので(2ちゃんねるに「ブラック企業」としてリストアップされてた・・・)、誰にも、「もったいない」「やめるな」などと言われないのが、うれしくもあり、切なくもあり。この前は、歯医者さんに「やっぱりね」と言われてしまった。


下手に有名大企業ではなかったのは幸いだったと思う。有名大企業だって働きづらいところはいくらもあるわけで、でも、そういうところをやめると「どうして?もったいない。せっかく大企業に就職できたのに」と、外野の目がうるさそうである。


たとえば某有名メーカーに就職したAさんという人がいる。私も一回見学?に行ったことがあるが、そこは、まず社食が何種類もあって、缶ジュースは100円だし、スターバックスみたいなカフェテリア(ガラス張り)までついている。仕事時間中だというのに、カフェテリアにノートパソコンを持ち込んでゆうゆうとタイプしている人あり、ソファーに座って外国人と英語で歓談している人あり、の自由な社風で、もちろんフレックス。社員証をぶらさげているのだが、社員証デビットカードになっていて、それをピッとやればコーヒーでもなんでも買える。服装も自由で、みんなおしゃれ。


ところが、Aさんというのは、そういう自由なイケイケの雰囲気とは正反対の、実直まじめでおとなしい人。会社に入ってから腐っていて、周囲の人から見ると、明らかに就職先と波長が合わないのだが、こういうのも親戚などから見たら「いい会社に入れたのに。どこが不満なの」ということになるだろう。やっかいだ。


ところで、私が一番就職したくなかった職業に「官僚」というのがある。毎日ろくでもないことで朝帰りしている人を何人も見てきたからだ。


たとえば、A上司とB上司が、異なる2つの案を出す。A上司とB上司の仲がよければ、なあなあの折衷案になるのだが、仲が悪い場合、お互い一歩も譲らない。


そのけんかを本人同士がするならよいのだが、案のつきあわせというのは、本人ではなくその部下同士が行う。部下は上司に「一歩も引くな」と言われているから、部下同士の話しあいだけで勝手に折衷案にするわけにもいかず、上司の案をお互いに伝えあって「さてどうしようか」となる。 上司にところへ戻り、相手の上司の意向と、自分がいかに自分のところの案を通すようがんばったかを語り、また上司が作った修正案を持って話し合いに戻る……の繰り返しで、結局部下同士は、朝の5時まで話し合いをしているフリをして残る。 そうなると次の朝、A上司とB上司も、「これでは埒があかないから妥協してやるか」ということになって、なんとか折衷案ができあがるのだそうだ。


ところが先日私の会社の話の一部(精神病患者が多いとか、仕事がないのに仕事してないと怒られるとか)を、旦那がある官僚に話したところが、「それは弊社よりもホラーな職場ですな」と言われてしまい、勝ったような、悲しいような、おかしな気分だった。