病は気から★

会社やめちゃいました!正確には、11月2日付退社で、有休が残っているから、来週3日くらい会社いって、あとはお休み。今日もお休み!


ほんとスピード退社です。 ↓こんな感じでした。


●14日(木)・・・朝起きたとき突然「やめなきゃ」と思う。金曜日から会社に行かない決心をかためて会社に着くと、また局から嫌味をいわれる。


仕事はほとんどせず、荷物をまとめることに専念。さすがクールな職場だけあって、誰もそのことに気づかない。


明日一緒に雑用をするはずだった2人に「明日来ないかもしれない。ごめん」と事前に謝っておく。


引き継ぎ資料を作ったが、昼ご飯の注文表や内線番号表フォーマットくらいしか引き継ぐ物がないことに気づく。


夜酒を飲みながら作戦を練る。無断欠勤は会社に弱みを握られるからということで、電話を入れて欠勤することにする。テンパって冷静な判断力がなくなっていたので、退職届は月曜日まで保留することにした。


●15日(金)・・・「体調不良のため休みます」と電話したら、上司に「本当に体調不良なんだろうな!?」と言われる。


この日は、「痴女が会社ばっくれた」と、大騒ぎになったらしい。本気で体調不良と信じるほど鈍感な人たちではなかったようで安心した。局やチーム長は例によってぷんぷん怒っていたそうだ。そうやって怒っていられるのも今のうちだ!


夜・・・酒を飲みながら、人生の先輩たちに相談。あったらちゃんとあいさつをしたり、話すときに目をあわせたり、相手の話にあわせてきちんと相づちを打てる人と、久しぶりに話せた気がした。うちの会社って・・・。


「円満退職をしなくても、次の就職自体には響かないけど、会社にはいってからカウンタブローのように効いてくるよ。ちょっとでも休むと、『やっぱりこういうやつだったんだ』って思われがちになるから」


「退職届と欠勤届は、内容証明で送って、かつ、手渡しもした方がいいな。そうしないと、こっちが逃げた(負けた)ことになるからさ」


「精神病院にいって鬱病の薬もらうと楽になるよ。診断書もあると、欠勤の時有利」


とのアドバイスも。


ついでに占い師にも「会社やめようと思っているのですが」と見てもらったら、迷いの相が出ている。人間関係で困っているであろう。3代〜5代前の先祖がよい徳を積んでいらっしゃる。本来の運気はとてもよい。長生き健康、人気運もあり、金運もある。性格は素直ですね。ただし今は運気にもやがかかっている状態だ。眉間が曇っている(ニキビができていた)。お払いをした方がいい。一回1万5000円。


旦那が「また今度・・・」と断ったら、「あら、旦那さん、彼女がこんなにつらいってのに。私が夫だったら、絶対にお払い受けさせてあげるのに。ケチねえ!」とののしられた。


●17日(日)・・・内容証明配達証明付きで「退職届」を会社に発送。
配達証明付きで「有休休暇届」「欠勤届」を発送。知り合いの弁護士に相談メール送信。


●18日(月)朝一番・・・「あと2週間で(法律上ぎりぎり)やめる」といって退職届けと休暇届けを出す。理由は人間関係(先輩)だと伝えたらいろいろ追求されたが、言うと泣いてしまいそうで詳しくはいえなかった。どうせやめるのだから言っても仕方ないし、残る先輩が不利なるようなことをいっても仕方ないとも思った。


「あと何日かうちの部署にいなければいけないのなら、席を変えてほしい。もう先輩の近くにいるだけでいやだ」


「それはよいようにとりはからう。退職届は受け取れない。明日会議で決める。なるべく早くやめられるよう努力してあげるけど。入社したときから、『こんな会社はやくやめた方がいい』っていってやってたろ。1か月前は、3月までがんばれるっていってたじゃん。こうなる前に言ってくれよ・・・」と言われる。スミマセン・・・。
(この上司は、今まで4回も退職届を出していて、最初の退職届のときにやめなかったのを後悔しているらしい)



朝二番・・・先輩とリーダー長が上司に呼び出される。


午後・・・上司が先輩に私の言葉をそのまま伝えてしまったので、かなりきまずーい状況。いたたまれず、他の部署に遊びに行ったりメールしたりを繰り返してやりすごす。
内容証明付きの退職届がポストに入っていたので、こっそり抜き取っておく。上司の態度がよかったので、一応円満退社をめざす。


情報部員から、「チーム長は、いじめの存在全然信じてない!もっと具体的にいってやったほうがよかったんじゃ?」
「当事者は『こんなことになるなら、本当にいじめておけばよかった』などと言ってるらしい」
と報告が入る。どうでもいいと思っていたが、やはりだんだん悔しくなってくる。


弁護士からメールが返ってくる。無断欠勤はまずいが、2週間前に退職届を出せばやめられるということ。やはり法律的には守られているらしい。 私はさらに「精神病って労災がおりる?」 などと質問を書いて返信。


●19日(火)・・・憂鬱。最低でもあと1か月は会社にいかなきゃならないんだろうと思うと足が重い。朝、旦那のささいなひとことで激高、腹をなぐって飛び出してくる。


会社では昨日と同じ状況。朝のことが頭から消えない。ホテルに泊まって今日は帰らないようにしようとか、ずっと考えている。上司とチーム長は、役員とずっと会議している。たまに会議室から出てくるチーム長の顔が、心なしかげっそりしている。査定に響くらしい。


夕方、上司から呼び出されていくと、
「今日から2週間後に退職してよい。有休も全部使っていいから!特別だからな。前から、君には優しくしていたつもりだった。相談しやすいようにはしていたのだから、もう終わったことだから仕方ないけど、もっとはやく相談してくれればよかった。今度はこんな失敗はするなよ」


と、思いがけない結果。うそー!!!土気色だった顔は笑顔に輝き(たぶん)「ありがとうございました!」を繰り返す。


その場で退職届をかき、会社に来る日を決めて有休を申請し、さようなら〜!ただし、上司はこのあと社長と直接お話ししないといけなくなったらしい・・・本当にスミマセン・・・。


もううれしくてうれしくて、このチームに入ってから見せたことがないようなハイテンションで同期と帰る。興奮しすぎていたようで、財布を電車の中に忘れそうになった。


最寄駅につくと、それまでは、すべてが灰色に見えたのに、世界に色がついた感じで、何を見ても楽しい!ショッピングセンターをまわって、100円のCD買って、それだけのことが、うれしい。本来の私はこうだったよなあ・・・と改めて今までが異常だったことを悟った。


旦那にはめずらしくこちらから謝って・・・。うう、平和が戻ってきたよ〜!!!!!!


弁護士からのメールがきていた。「法律としてはこうこうだけど・・・つーか、そんな会社とっととやめちまえよ・・・」


皆様ご迷惑をおかけしました!やめられます!ありがとうございました!