■生まれ変わったらなってみたい芸能人。


男受けを考えると、内田恭子市川由衣、みたいな、愛らしくそれでいて幸せそうな女性になってみたいものだが(加藤あいももてるだろうが、彼女自身は不幸そうな気がするので却下。女を幸せにしない男にもてそうな気がする。)、女として自分に正直になって考えてみると、小雪になりたい。

というわけで、FRAUという女性雑誌を買ってみた。


「彼女の背すじが伸びているわけ、知りたい!
ワードローブからおとりよせまで
完全スタイル・ブック 小雪の生活」という特集がのっていたからです。


そして、後悔・・・この雑誌、セレブすぎる!ルイ・ヴィトン創業150周年パーティの記事は夢物語すぎるからともかくとしても、16万のニットなんか、紹介されても買えないし!
愚痴ページには、30代女性の「局っていわれた!」的な投稿が数多くあったが、よくいえば、彼女達は出世街道を順調に進んでいるキャリアウーマンの方々だということだ。


小雪はがんばりすぎでした。「キチンと見えてラクチン」・・・ってアンタ、42万のスカートはいて「ラクチン」ですかい!「『頑張りすぎない高級感』を楽しめる」そうです。


動きやすそうでキチンと感があっておしゃれで高い服を散々見たあとは、小雪の「快適な睡眠」グッズのページ。睡眠不足はスキンケアの大敵、ということで、彼女はより快適に眠るための努力は惜しまないんだとか。お香、パジャマ、抱き枕などがいっぱい。で、ベッド周りは全部リネン。


次のページは「水」。「飲料水としての水分はもちろん、肌表面につけるものやお風呂も ”いい水かどうか”がとても影響してきます」・・・引っ越すか・・・。


次は「中国茶」、その次は「漢方薬」。これなら真似できそう!と思っていたら、最後が「体が欲しがっている小雪ごはんレシピ」。


「外食が続かないように玄米を炊いたり、冷凍保存を上手に使ってお弁当を持参したり・・・。
忙しい彼女が風邪もひかず、肌もぴかぴかな秘密は、やはり食にあり!
その料理の基本は、”粗食”。
『玄米』『大豆』『キムチ』『卵』『お麩』『根菜』『ひじき』『豆腐』『豚肉』『納豆』が台所に常備している10の素材。
絶対に体にいいものしか食べない!というストイックな姿勢ではなく、今、体が欲しがっているものを美味しく体に入れてあげる―。」


このあと、「豆乳おじや」「お麩のコロッケ」「根菜パスタ」「納豆おやき」などの小雪レシピや、彼女がおとりよせしているだし、昆布、梅干、醤油、豆腐を紹介するページが延々と6ページ続きました。


美しい人は、生活も美しかった・・・。 お金や時間のあるなしとかそういう問題ではない気がする。完敗。でも、「自分への投資って化粧品とか洋服とかいろいろあるけど、私は睡眠や食べ物に労力やお金をかけるタイプのようです」は嘘だと思う・・・。


■このまえ「コスプレ用品」と書いてある店に旦那と行って見たら、エロビデオや大人のおもちゃを売っている、あきらかにいかがわしいお店だった。
それでも構わず入って、学校別の制服に驚嘆し、全身タイツを見ておもしろがったりしていたら、ゴムのおっぱいを手に取っている中年男性と鉢合わせして、取り乱させてしまった。悪いことをした。


あとで看板をよく見たら、「コスプレ・女装用品」と書いてある。女が行ってはいけない店だったようだ。


ちなみに旦那は、学校別のレプリカ制服に興味津々。ただし安っぽい割に3万円以上するからちょっと辛い。


セシールのセーラー服は安いけど旦那の好きな紺がない。


ネットコスプレ通販で1万円くらいのはあるけど、安っぽそう。


で、結局、「ネット上で注文を受け付ける、学生服専門店」でオーダーすることにした。なんでも、


「近来とみに華やかになりました一般服装の風潮が、学園に及ぼす影響を考え、教育効果の上からも制服のよさが見直されるよう努力を重ねてまいりました。
すばらしい風合いと適度な伸縮性、快適な 着心地によって長年信頼を信頼を得ている素材を使っています。(ニッケサージ)


鳩サ○ラ女子通学制服は、このような素材に最も適した縫製、プリーツ加工さらに全女子学生の日常的の習慣、体位など 科学的に調査した上でサイズ、デザインを研究、快適な着心地、丈夫でいつまでも美しいなど、通学服として必要な 条件を備えてます。
女子服は学校別に型、スタイルが違うため進学する学校の制服をよくお確かめの上ご注文ください」


らしい。