ゴシック・デビュー

一時期、なんでもほしかったが、最近その反動なのか、なにもほしくない。琴は買ったけど・・・。


新宿のマルイヤングの5〜8階が、すべてゴシック・ロリータ(ゴスロリ)ブランドでうめつくされていて驚いた。うまく改造すれば、メイド服にできそうな服も。既成のメイド服より安くあがりそうです。店員は皆かわいい。


もの珍しくて結構楽しかったのですが、たまにすごく入りにくい店もあります。たとえばココ、アリス・アウアア。店員はビジュアル系バンドのメイクだし、店の内装は、監獄?墓場?よつんばいになった裸の女体の上にのったガラスのテーブルが置いてあったりします。HPには、「ハイヒールの下にチンコ的物体」という怪しい画像もあってSMチック。 逆に普通にかわいいと思えたブランドは、BOZとか、MA でしょうか。


と、コスプレ熱が高まった状態のまま、「セシール」の「CUPOP(キューポップ)」という若者向けファッション通販雑誌を読んでびっくり。前からゴスロリとか制服っぽいリボンは売っていたけど、とうとうセーラー服まで売りに出されている(品名:セーラースーツ)・・・。制服がない中学・高校の女の子が着用するという設定なので、「コスプレ」的な安っぽさはないし、堂々と買えますが、これって、使える・・・。5000円と、値段もかなり安い。穴場?セシールで買って、ヤフオクで転売したら、高く売れそう。


そういえば知り合いの男性(当時39歳)が、「奥さんにブルマはかせたいんだけど、どっかで売っていないかなあ。いかにもなやつじゃなくてさあ、しっかりした、紺色の・・・」と言っていたことがあります。そういうブルマが売っていそうなのは近所の「学校指定」の体操服屋さんですが、ああいうところは、コスプレ屋よりはずかしいですよね。これも通販でなら、問題なさそう。


オリンピックは終わったのですか?子供の頃は4年の間が長かったけど、大人になるとオリンピックはすぐやってくる。さらに冬のオリンピックを入れると2年毎な上、世界水泳とかワールド・カップとか、バレーとか、個々の大会もあるでしょ?世界水泳の優勝者と、オリンピックの優勝者と、どちらがすごいのだろう。


そういえば旦那の知り合いは男らしく、「オリンピックは、新体操とシンクロしか見ない」と言い切っていました。私もなんだかんだで、北島康介しか見なかったなあ・・・。


ゴスロリ雑誌(「Gothic&Lolita Bible」14号)を買ってしまった。嶽本野ばら先生(ゴスな格好をした作家さん。男性)の「ヴィヴィアン(ゴシックブランド)は僕のポリシー」発言をこの雑誌で読んだあとに安野モヨ子の「美人画報」に載っているヴィヴィアンについての冷めた見解を読むと笑えます。

黒目の部分が白く見えるカラーコンタクトとか、6歳の男の子のゴスファッションとか、カルチャーショックでした。ゴスロリとシックなゴシックがあるようですが、でゴスロリな方たち(深田恭子?スカートがひらひらで広がっているタイプ)の目標はマリー・アントワネットの世界で、PinkHouseとどこかでつながっている、ということに気づく。そしてロリータじゃない方のゴシック(マリスミゼルみたいの。バンド系)は、SM色が濃厚。

私は、シックなゴシックがいいです。くもの巣の格好をした金属のアクセサリーとか、ちょっとほしい・・・。手の甲にはわせるようにつけるんです。しびれるなあ・・・。