ジュワ!

■昔、ハドソンから「シュウォッチ」というものが売り出されたらしい。カード状のものにボタンが2つついていて、ボタンを連打すると、1秒間に何連打できたかが表示されるという代物だそうです。高橋名人が16連打できたというのは有名な話らしい。



■私の幼少期はファミコンスーパーファミコン全盛期でしたが、私はゲーム機をもつことなく終わりました。しかし、父が会社に連れて行ってくれて、パソコンのゲームをやらせてくれたことは何度かありました。まだFDがぺらぺらだった時代で、私のお気に入りは「マリオ」。1面をクリアできたのはほんの数回でしたが……。


ともかく、マリオだけはやったことがあったので、みんなのファミコンの会話にはいっちょまえについていっているつもりでした。ところが昨日旦那と話していて、どうやら私の中のマリオ像が人と違っていることがわかってきました。


私「昔マリオだけはやったことがあるけど難しいよね。1面をクリアできたこと、ほとんどないもん」
旦那「どのマリオ?スーパーマリオ?普通のマリオ?ずーっと右に進んでいくやつ?」
私「ルイージも出せるやつ。右には進んでいかない」
旦那「じゃあマリオブラザーズかな」
私「で、下の方に土管があってさ」
旦那「四隅じゃないの?」
私「上にはなかったと思うけど……。下に2つだけ。で、土管の上にいくつか段があって、その段をあがっていくの」
旦那「ドンキーコング?」
私「違う。ゴリラはでてこない。段に切れ目があって、その切れ目が左右に移動している。切れ目ができたときにとびあがると、上にあがれるんだよ。でも、油断していると、自分の乗っている段の切れ目から落ちちゃう」
旦那「亀は?」
私「亀なんか出てこないよ。2面以降じゃないの?で、段の一番上まであがるとレバーがいくつかあって、それを全部パンチすると、2面に行けるんだよ」
旦那「待てよ。マリオにレバーなんか出てこないないぞ」


ネットを検索して調べてみたところ、私の記憶に一番近い画面は「マリオブラザーズ」のこの画面でした。



しかし、私の記憶を正確に再現して描いてみると、こうなります。



主人公がマリオで、亀は出ないし、天井のレバーがクリアの決め手というところは間違いありません。これはいったい何のゲームだったのでしょうか?少なくとも私が十数年間マリオだと思っていたマリオは、マリオではなかったのですね……。

ちなみに私は、マリオとルイージに一番下の段をひたすら同じ方向に走らせて永遠のおいかけっこをさせるというシュールな遊びも好きでした。