出会いと別れ

■意外とイブの夜の出会い系メールは少なかった。イブの8時ともなると、
クリスマス用品も半額で投げ売りされていますしね。

「サンタさん」からこんなメールは届きました。


「あそこの中にマイクロカメラを挿入します。

濡れたビラビラの中はワンダーランド!!

はたして・・どんな画像になるのか?

完全ガチンコで放送いたします。

この機会をお見逃しなく!!」


そんなところまで見ておもしろいのだろうか。


■24日夜の夢。私は会社のような学校に通っている。学校に着くまでアスレチックのような場所を通っていかなければならないので30分遅刻する。
「うちの学校は微妙にフレックスだから、30分くらいは遅刻してもいいんだよな」と考えながら教室に入るが、遅れるにしても事前に連絡を入れなければいけないのだった。


担任の先生が黒木瞳。私は怒った彼女に呼び出される。


黒木「ところで再就職活動のほうはどうなっているの!」


私「探していて、いくつか応募しているんですけど、なかなか決まらなくて」


黒木「先生の方に、ハローワークから連絡がきてるんですよ。
あなた、8級でしょ。8級ってことは、一度も応募していないということじゃない」


私「すみません。応募はまだしていないんです。ネットで探しているのですが、なかなかいいのがみつからなくて、それで……」


黒木先生にはさげすんだ目でめちゃくちゃつきはなされ、劣等生の気分を非常に味わったのであった。

近くで見ると、黒木瞳はそこまで美人ではありませんでした。


■「アラブ飲酒詩選」(アブー・ヌワース、岩波文庫)という詩集にこんな詩が。






言ってくれ、もう一度


ジャナーンのことを私に知らせてくれていた人よ、

  アッラーにかけて言ってくれ。もう一度言ってくれ。よい知らせの人よ。

その人は言った。「彼女は苦情を述べていました。

  あたしの困るのはどこへ行ってもあの人があたしの後をつけ、

もしすれちがうとわたしを見やり、

  恥ずかしくなるほどわたしをみつめ、

あたしに話しかけるように立ち止まってやると、

  誰もいない場所でも石のようにだまること。

あの人は今もそうだし、ますますひどい、

  あたしも気になり、思いをよせてしまったほど」





勘違いストーカーって、8世紀にもいたのですね。

ジャナーンのことをストーカー・ヌワースに逐一報告している友達も友達です。


■今日旦那が「肉と女は叩くほどいい!」と言いながら
私を叩くふりをしたので、私は「肉は叩くほどいい!」と言って、旦那の腹を殴ってやった。


■あるかわいい女の子が「○○君(私の後輩)に伝えたいことがあるんですけど……」。
そのとき○○君は席をはずしていたので「伝えておきましょうか?」と言ったが、「なら、いいです」。



私は「もしかしたら……もしかして♪」と思いながら早速○○君に報告。
○○君も、「僕の方から連絡したほうがいいのかなあ」とそわそわ。


たまたま23日に○○君と彼女が2人っきりになる機会があったので、
「どうなったのかなあ」と気をもんでいたら、「伝えたいこと」というのは、「○○君、昔みたいな坊ちゃん刈りの方が良かったよ。坊ちゃん刈りが一番似合うから」だったそうです。


アラブ飲酒詩選 (岩波文庫)

アラブ飲酒詩選 (岩波文庫)